日本古典文学作品と外国語訳の紹介
1. DBの名称(日本語) | 日本古典文学作品と外国語訳の紹介 |
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2. DBの名称(英語) | Gentiana&Butterfly |
3. DBの名称(ひらがな) | にほんこてぶんがくさくひんとがいこくごやくのしょうかい |
4. DB構築責任者氏名 | 淺川槙子 |
5. DB構築責任者氏名(ひらがな) | あさかわまきこ |
6. DB構築責任者氏名(ローマ字) | AsakawaMakiko |
7. 構築責任者の所属機関(日本語) | 名古屋大学 |
8. 構築責任者の所属機関(英語) | Nagoya University |
9. 所属機関の住所 | 愛知県名古屋市千種区不老町 |
10. 構築開始年月 | 20090509 |
11. 最終更新年月 | 20240726 |
12. 今後の更新予定の有無 | 随時 |
13. DB設置場所の北緯 | |
14. DB設置場所の東経 | |
15. 原資料 | 奥州後三年記(群書類従本・寛文2年本/英訳)、盛衰記繪抄、時秋物語(群書類従本/英訳)、平家物語(アラビア語/ウクライナ語/ヘブライ語)、平家物語(剣巻/英訳)、北条九代記(文化15年本)、理慶尼の記、着物雛形 |
16. 原資料の概要(400字以内) | 15にある『奥州後三年記』―『理慶尼の記』は、中世以降の軍記物語・歴史物語、『着物雛形』は江戸時代の着物の柄に関するカタログである。このうち、『盛衰記繪抄』と『平家物語』(剣巻)以外は、国文学研究資料館の国書データベースにあるオープンデータを使用している。 |
17. テーブル名とデータ項目 | |
18. レコード件数 | 230 |
19. データベース管理システム(DBMS) | |
20. 運用形態 |
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21. インターネットから公開している場合のURL | https://militaryaristocrats.wordpress.com/ ※URL は登録時点の情報であり、現時点ではアクセスできない、無関係のサイトが開かれる場合があります。 |
22. 年間アクセス件数 | 1800 |
23. 利用登録者数 | 登録を要しない。 |
24. 利用規程の有無 | ある |
25. 構築のために助成を受けた補助金 | なし |
26. データベースの構築目的 | 2007年に先行研究が少なく現代語訳が存在しない作品を扱った際、校訂本文と現代語訳をセットにした活字テキストを作成した。保管も兼ねてHP上に当該データを公開したところ、国内外を問わず研究者・一般の方からのアクセスが一定数あった。元々、「原文から離れすぎず、かつ専門分野外の方にもわかりやすく、読みたい人は誰でも読める訳をめざす」「機械翻訳による外国語訳に対応した訳をめざす」「様々な現場で活用してもらい、広く文化資源の活用に貢献する」という研究テーマがあったため、現在、①一般向けに活字本が流通していない②絶版で入手困難である③オープンデータとなっている作品を中心に、作成したデータを公開している。当初はフューチャーフォン用のサイトで公開していたものの、科学研究費補助金でサイトを作成するにあたり、WordPress対応のサイトに移行し、現在も運営を続けている。 |
27. データベースの検索・利用方法 | (1)トップページの右上にある検索アイコンから全体の検索をおこなう。 (2)特定の作品ページに移動し、その中で検索アイコンから検索を作品内の検索をおこなう。 (3)利用方法はトップページの「ご挨拶」に記載している。 |
28. データベースを活用した研究成果 | (1)『時秋物語』 科学研究費補助金 挑戦的萌芽研究「視覚障害者と共に古写本の仮名文字を読み日本古典文化を共有するための挑戦的調査研究」(15K13257)において取り組んでいた、読書環境のバリアフリーという課題の一環で、目(読む)耳(登場作品を聞く)手(銅像や史跡を触る)の3点に焦点をあて、音楽を題材として伝承や史跡が残る『時秋物語』について、当該作品のデータを活用し考察した。 (2)『盛衰記繪抄』 科学研究費補助金 基盤研究(A)「海外における平安文学及び多言語翻訳に関する研究」(17H00912)において取り組んでいた、古典文学の機械翻訳について、当該作品のデータを活用し考察した。また、画像に関しては「京大100人論文」および「丸の内100人論文」に使用した。 |
29. 今後の開発計画・課題 | (1)今後の開発計画 既存の項目にあげている作品を中心に、著作権の範囲内で全文データ(画像がある場合は画像も含む)をあげる。同時に、一部の作品についておこなっている外国語訳データもあげ、語釈にあたるメモの内容も充実させる。 (2)今後の課題 専門分野以外の方や海外からのアクセスが一定数あるため、より「見やすい」「読みやすい」「分かりやすい」というユーザー目線を考えた運営をおこなっていく。同時に、既存データの修正や追加をおこない、連携するSNSでの発信も活発化させていくことである。 |
30. DB構築に関する論文・著書(5点以内) | |
31. DBの活用成果をまとめた論文・著書(5点以内) | (1)足柄山にひびく笙の音‐「指」・「耳」・「変体仮名」から考える群書類従本『時秋物語』の世界(『古写本『源氏物語』の触読研究』2.0、35-76頁、2017年3月) (2)「AIによる翻訳から古典文学の翻訳を考える-『十帖源氏』と『盛衰記繪抄』を例として-」(『海外平安文学研究ジャーナル』7.0、129-154頁、2020年3月) |
32. DBの主題NDC |
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33. 資源タイプ(NDL) |
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34. DBサイトに関する変更履歴 | 2023年8月4日(金)にクリエイティブコモンズに関する記載を追加した。 |
35. 最終変更年月日 | 2024/08/01 |